マイにち×○ざんマイ

漫画やアニメやアイドルや(サブ)カルチャー的なものをムラのある熱意で語るブログ

「ハイキュー‼」いいよね。で、いいところと残念なところをまとめてみた

 

最近ハイキュー!!読んでます。まだ7巻までですが。

 

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おもしろくね?なんでこれ流行らないの?

 

って思ったら、私が知らなかっただけで割と流行ってたのね。なんと、ジャンプ作品で昨年単行本売上第3位。超人気漫画だったのか。知らなかった。

 

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出典:【2016年版】コミックス発行部数から見る「週刊少年ジャンプ」人気作品ランキング

 

ちなみに1位と2位はONE PIECE暗殺教室。ちなみにのうないは暗殺教室のファンでもあります。あれほど物騒なタイトルであれほど健全であれほど最初から最後まで無駄のない漫画はない。

 

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てことで、「ハイキュー!!」最近好きなので、まだ7巻までしか読んでないけど、Goodなところと残念なところを独断と偏見で(おもに(ややオタッキーな)女子目線で)挙げていきたいと思います。

ハイキュー!!はもう24巻まででているということで、まだ3分の1も読んでいないことになりますが、この漫画は妙な安定感があるので、なんとなく今後もいい意味でも悪い意味でも変わらないような気がします。あくまでそんな気がするということですが。

 

 

 

いいところ①:絵がかわいい

 

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とにかくこれなんじゃ!!(女子的には)

 

真のマンガ好きさんとかには「カワイイとかじゃなくて、絵は『上手さ』だろ」とか言われそうで、まあそれはそうなんだろうと思うんですけど、上手いとかは別にして絵がかわいくないと読むのがストレスになるんですよ。ONE PIECEHUNTER×HUNTERDEATH NOTE暗殺教室も、結局みんな絵がかわいいじゃん!!

 

ハイキュー!!」はどのキャラももれなくかわいいのがすごい。明らかにイケメンキャラって設定じゃないであろう田中くん(これ↓)ですらかわいいのがすごい。

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いいところ②:主人公が危なげない(ハラハラしない)

 

ハイキュー!!」の主人公・日向は、ジャンプ作品に典型的「バレー大好きな単純バカでポテンシャルの塊な『光る原石』」。単純で、スポーツ/バトルが好きで、まだ粗削りだけど向上心がすごくて、まっすぐで、頭より先に体が動くタイプで、憎めなくて、仲間想い。

  

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ONE PIECEのルフィ、HUNTER×HUNTERのゴン、幽遊白書の浦飯遊助NARUTOのナルト、SLAM DUNK桜木花道 etc. このタイプの主人公は枚挙にいとまがない。

 

 

日向はバレーのことしか頭にない光る原石なので、「悔しい!もっともっと強くなりたいぜ!」っていうのが基本姿勢なんですが、若さゆえに焦りが出てメンタル的に不安定になることもあります。

 

そんなとき、必ず登場するのがこの男。

 

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この髪型に弱い女子は多いのでは。予想を裏切らず主人公を差し置いて人気投票第1位。

 

主人公の同級生兼ライバル兼パートナー・影山飛雄(かげやま・とびお。天才セッター)。

 

なんだかよくわからないけど主人公は影山がいると最強になるという設定になっています。

そしてそれは技術的にというだけでなく、メンタル的にも。

 

なぜなら、主人公の心が折れそうになると、→

 

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→とびおが励ます。 →んで、

 

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→主人公立ち直る(→点入れる)

 

という、安定の流れができてしまっているので、まったくハラハラしなくて済みます。私はハラハラするのが好きじゃないからいいねと思うけど、人によってはマイナスポイントかもしれない。

 

 

 

いいところ③:脇役までキャラ立ちしている・描き分けもうまい

 

メインキャラから脇役まで、ちゃんと個性的。

 

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なんか高校生がきゃっきゃしてる感じがね。かわいいよね。(←キモい)

 

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 Hey! Say! JUMPをほほえましく眺めてるのと同じ気持ちなんだわこれ

 

そして結構重要なのは、全キャラが「ちゃんと見分けられる」(≒顔が違う)こと。

できれば、読んでる途中に「え、これ誰?●●だと思ってたけど違ったの?」とか混乱したくないからね!

 

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みんな同じ顔の『●ッチ』

 

あと、どうしても特筆したいことが。ハイキュー!!」には跡部様(テニプリ)がでてきます。

 

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しかもあだ名は「大王様」。「俺様の美技に酔いな」って言い始めるのも時間の問題

 

 

残念なところ①:スポーツ漫画の宿命?結末がわかってるのに展開が遅い

 

ジャンプにおけるスポーツ漫画は、ストーリー展開においてかなりの制約があるといわざるを得ません。

 

なぜかというと、ジャンプでスポーツ漫画をやるとすると、ターゲット層的に自然と高校生(または中学生)の部活に絞られます(実際はわたしのような大人もかなり読んでいるのですが(笑))。そして、高校生の部活の目標といえば、全国大会(インターハイ)を目指す、とならざるを得ません。

 

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さすがに全国制覇は少年マンガといえどもできすぎ感が出てしまうので、「いいところまで行ったけど、あと少しのところで負けてしまった」という基本路線が容易に想定できます。

 

インターハイはトーナメント制なので、一回負けたら終わり。そうすると、いったんイターハイが始まってしまえば、作品全体の最後の試合までは負けるはずがない。つまり、個々の試合の場面では「この試合はたぶん勝つんだろうな」っていうのが予測できてしまうわけです。

 

とはいえ、その勝つまでの過程が大事なので、ストーリーはサクサク進みません。 一つの試合(80分程度)に単行本何冊もかかったりする。だから、「なげーーーーーー。すごいあーだこーだやってるけどさ、この試合、どうせ勝つんだよね?」などと時々思ってしまったりしてしまう。

 

もうこれは「ハイキュー!!」特有のことではなく学生スポーツ漫画の宿命なわけですが。こんな制約がある中飽きずに読ませて人気なんだからむしろスゴいな、とも思います。

 

 

残念なところ②?:ヒロインがいない?

 

ネットでこういう意見をちょいと見かけたので。

 

ハイキュー!!」のバレー部には清水潔子(しみずきよこ)さんという清らかすぎる名前の超美人マネージャーがいます。

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超かわいい!しかもメガネ!

 

これヒロインじゃないの?と思うけど潔子さんはクールビューティな高嶺の花なので、スラムダンクの春子さんみたいに、主人公が憧れて、バスケやる動機になったりその子のために頑張ったりする位置づけではありません。

 

でも、結論としては、女性キャラはこれくらいの脇役に出てくる程度でいいんじゃないか?と思います。

 

主人公が恋する相手としてのヒロインって意味では、(いちご100%みたいな恋愛がメインテーマのマンガならともかく)ジャンプ作品のほとんどはヒロインがいないように思います。

 

というのは、恋愛要素が入ってくると話が単純化できないから何だと思います。もしヒロインを登場させたとしても、存在感薄い感じにせざるを得ないんじゃないかと(スラムダンクの春子ちゃん的な感じで)。ジャンプだとね。そもそも、ジャンプの合言葉は「努力、友情、勝利」だしね。

 

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マチ、かわいいよね。

 

だから、かわいい女の子を脇役で登場させるくらいがちょうどいいと思います。

そういう意味では、「ハイキュー!!」は正解。

 

 

他に残念なところは…??

 

いいところを3つ挙げたので、残念なところも3つくらい挙げたかったのですが、結局1つしか思いつきませんでした。残念。まあそれだけ良作ってことですよね。早く最新刊まで追いつこう。

 

 

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