絵文字はEmoji?布団はFuton? 海外でそのまま使える?意外な日本語
寿司 Sushi、照り焼き Teriyaki、豆腐 Tofu、納豆 Natto ー
世界的な日本食ブームと言われてからひさしく、いまや日本の食材や料理に関する日本語は海外でもそのまま使われるようになっています。
しかし!海外で使われる日本語は食べ物だけじゃありません。アメリカで生活していた際に見つけた、英語になってしまっている意外な日本語を紹介します。
EMOJI (絵文字)
絵文字はそのままEmojiと使えます。
2013年からオックスフォード英語辞典に載り、2015年にはオックスフォード英語辞典のワード・オブ・ザ・イヤーにも選ばれているようです。
【参考】
単語じゃないけど?絵文字が英語の「今年の単語大賞」に 英米で一番使われる絵文字とは | ニュースフィア
アメリカ人だけでなく、ヨーロッパの子も普通にemojiって単語を使っていたのでびっくりしました。
絵文字文化は日本発信だったんですね。
ちなみにラインなどで使うスタンプは"stamp"ではなく、"sticker"なのでご注意を。
FUTON (布団)
イタリア人と布団文化の話をしたとき、彼が"futon"を知っていたのでとても驚きました。
その後"futon"が普通に使われているワードだということがわかってきたのですが、実は"futon"は布団とはまったく違うものです(笑)
布団というと、こういうものですよね。
しかし、futonはこういうものです。
全然違うじゃん…
どうやらfutonとはソファベットのようなものを指すようなのです。
だから、布団文化を英語で説明するときには「futonを床に敷くんだ」という説明はミスリーディングで、「mattressを床に敷く」と言った方が正確かもしれないですね。
BENTO (弁当)
渡米してすぐのころはLunch Boxと言っていました。でも、街中で自然に「BENTO」が売られているではありませんか!
出典:http://www.evol-ni.com/global/france-16/
(※ 写真はイメージです)
お弁当って日本独自の文化だったのですね。
お弁当がないと学生とかどうしてるんだろうって思っちゃいますけど、海外ドラマとか見ているとだいたいカフェテリアで食べてますね。買う場合でもラップサンドとかサンドイッチとか、簡単なものが多かったんでしょうね。
とはいえ、アメリカでBENTOというとイートインタイプが多く、弁当の本来の趣旨(=学校やオフィスの机の上で、あるいは外で気軽に食べる)が浸透するのはまだ先かもしれません。